正月気分もそろそろ抜けてきたころ。年末からの慌ただしかった雰囲気の中で、ついつい不足がちになってしまう野菜。そんな野菜をたっぷりランチで食べられる店が相模原にあります。自分達で育てた種類豊富な野菜を、小鉢や天ぷらで提供。少しずつ味わえるのもうれしいところです。(写真:色々な種類の野菜が少しずつ盛られた小鉢と揚げたての天ぷらが運ばれ、食欲をそそります)
メニューは一つで内容は週替わり
野菜尽くしの野菜天ぷら御膳
相模原市南区松が枝町にある、農家の野菜食堂 無題は、昨年6 月にオープン。火、木、土曜の午前11時半〜午後1時半に、ランチを限定30食提供しています。店内はカウンターと小上がりで17席。掘りごたつ式の座卓席と椅子に座るテーブル席があり、和モダンで落ち着いた雰囲気です。メニューは野菜天ぷら御膳1つで、内容は、野菜を使った小鉢3品に、野菜の天ぷら、お替わり自由のサラダ、みそ汁、ご飯に、デザートが付いて1000円。小鉢や天ぷらの内容は週替わり。使用した野菜や献立が書かれたお品書きも添えられています。新鮮な季節の野菜を、煮物や和え物、漬物等の小鉢をはじめ、あつあつの天ぷらや、みそ汁の具、サラダも含めて種類豊富に味わえるのが特徴。自宅ではなかなか作れない〝野菜尽くし〞にリピーターも多数いるそうです。同店の野菜と米は、座間市にある、働くデイサービスガンバワークの利用者が作っています。大和市を中心に6カ所の畑があり、利用者が調理や接客をする古淵や麻溝、座間、大和にあるパンと惣菜の店で使用されていましたが、5店舗目となる同店は、丹精込めて作った野菜や米を主役にしました。
施設利用者社会復帰にも大きな役割
「みんなで作り上げる店」をコンセプトに、同施設をはじめ、系列の施設利用者が惣菜づくりや店の運営も行います。認知症や精神疾患がありながらも、社会と関わりを持ちたい利用者を支援する目的もあり、接客、調理、盛り付け等、自分ができること、得意なことを担当。社会復帰を目指したり、過去の経験を生かして働く楽しさを思い出したりする場として大きな役割を果たしています。「他の飲食店のように、スムーズにいかないこともあると思いますがご理解ください」とスタッフ。
野菜は、その日にとれたものを1階の階段下で、1袋100円から販売。店の開店と同時に買いに来る人がいるほど人気です。(写真:1階での野菜販売コーナー)
相模原市南区松が枝町24-6-2階
☎070-1271-9916
